書類を作るのが大変そうだが?
代書屋さんに頼めば3000円前後で片がつく。が、見本が車検場にはあるし、書類代は一式30円程度なので、自分で作成してほしい。車検証と見本をじっくり見ながら記入すれば簡単にできる。
ユーザー車検はできるだけ無駄な費用を省く。このコンセプトを少し破ることになるが、自分で書類を作るのが面倒な人は代書屋さん(行政書士)に頼めばいい。だいたい、3000円前後でやってくれる。
東京や関東の車検場の周りには、少なくとも6~7軒、多いところは10数軒の代書屋さんがある。ところが、大阪の車検場に行くとほとんど見当たらない。よく観察すると、書類は自分で書いているのだ。持ち込み車検の業者の人も、ユーザー車検の人達もみな同じだ。大阪ではユーザー車検コーナーがあってビデオを上映しており、そこに机と椅子があって書き方見本を見ながら、じっくり書類を書くことができる。
ところが、神奈川などは、椅子に座って見本を見ながら書くわけではない。立つたまま書くスタイル。行政側の基本精神がまるで異なるのだ。大げさに言えば文化の違いなのかもしれない。でも、立つたままでも書くことはできるわけで、そうすれば代書屋さんに払うお金が浮くわけだ。
ところで、書類の内訳だが、ユーザー車検を受けるときに必要となるのは、車検証、定期点検整備記録簿、自賠責保険の証明書、自動車税納税証明書。この4つ。そして車検の当日、車検場で、継続検査申請書、自動車検査票、重量税の納付書、リサイクル券、この4つの書類を作成する。書き方の見本と車検証の中の数字や文字を参考にして書き込んでいけばいい。落ち着いてやれば15分もあれば書ける。分からないところがあれば窓口の人に聞けばいい。
- 安くできても、あとで故障したりするのが心配だが?
そういった心配をなくすうえでも、自分でしっかりチェックすることがユーザー車検の正しいスピリッツだ。自信がないところは修理工場に頼めばいい。 - 書類を作るのが大変そうだが?
代書屋さんに頼めば3000円前後で片がつく。が、見本が車検場にはあるし、書類代は一式30円程度なので、自分で作成してほしい。車検証と見本をじっくり見ながら記入すれば簡単にできる。 - メカ知識はどのくらい必要?
車検を通すだけならほとんどメカ知識はいらない。でも、自分の車を安全に使うため、自分の目で点検を行う。そのぐらいのメカ知識を身につけてほしい! - 1回目の車検は何もしなくていいというのは本当?
これからは年数よりも走行距離で車の管理を考えてほしい。となると、わずか3年なら多くて3万km。普通に走っていればオイル交換程度で大丈夫といえるが、きちんと点検はすべきだ。 - ふだん何もやってなくても大丈夫?
今まで何もやっていなかったのなら、この機会に心を入れ替えて自分の目で真剣にチェックしてほしい。とりあえず定期点検の項目を参考にして点検・整備を行おう。 - どのくらいの人数が受けているの?
かつては全国の運輸支局等にやってくる持ち込み車検の中で、ユーザー車検は1~3%にすぎなかった。しかし車検制度の変革以降、うなぎ登りに増えている。 - ユーザー車検以外に増えた選択肢はどうか?
いっけん安い料金が提示されているチラシには注意すること。2年点検(24か月点検)などが別料金になっていることもあるからだ。 - ユーザー車検、ディーラー車検、民間車検場って何か違うの?
民間車検場は、全国の修理工場8万7000軒のうちわずかに2万6000軒。あとの自動車修理工場(認証整備工場)は、運輸支局などに車を持ち込んで車検を行う。 - ユーザ一車検はやりやすくなった?
新車両法では 1.「前検査・後整備」が認められた 2.11年を過ぎた乗用車の車検期間が2年に延長 3.定期点検の項目数が減った 4.乗用車の6か月点検がなくなった。 - 車検って自分で直接受けてもいいの?
車検は正式には『継続検査』という。この継続検査は、使用者(=ユーザー)が行うのが本来の姿。業者に委ねるのは、法的に言えば本流ではないのだ。 - 得するのはお金だけ?
『自分の車は自分で管理する』。この精神を大切にするなら車検はいいチャンス。肝心なところをチェックするからだ。さらに車検のシステムがある程度見えてくる。 - ユーザー車検は、いくら安くできるの?
ユーザー車検が1400円じゃダメなことは分かった。それなら実際はいくらでできるのか?ディーラーよりいくら安いのだろうか? - ユーザー車検は、安くできるって本当?
ユーザー車検は、『車検整備費用』と『代行手数料』をケチることなのだ。だから、法定費用といわれる自賠責保険代、重量税などはユーザー車検でも当然必要である。