1回目の車検は何もしなくていいというのは本当?
これからは年数よりも走行距離で車の管理を考えてほしい。となると、わずか3年なら多くて3万km。普通に走っていればオイル交換程度で大丈夫といえるが、きちんと点検はすべきだ。
最初の車検は、走行キロ数が1万kmから2万km。よく距離を伸ばす車でも3万kmぐらい。特別荒っぽい運転や事故歴がなければ、ほとんど見るところはない。まったく不具合を見つけることができないことも多い。
こうした経験則から言えば、結果として何もしなくても車検は通る図式になる。ただし、エンジンオイルは5000~1万kmごとに交換していること。
これは、何度も言うようだが、車がしっかりした品質管理で作られ、クオリティが高くなったこと。 30年前とはくらべ物にならないほど道路が良くなったこと。こうした車にとって好環境のおかげで、メンテナンスフリー化が進んだのだ。3年たっても走行キ口数がわずかであれば大丈夫というのはこうした背景がある。
でも結果としてそうだとしても、車検というのは自分の車をチェックするいい機会だと思う。以後2年間は、トラブルがなければまずいじることはないわけだから、その2年間を安心して使うためにもチェックするのは当たり前。例えば、ブレーキのバッドの減り具合を見て、今の調子で使えばあと何万キロ使えるというのが推理できる。ここが大切なのだ。もちろん、ふだんの『日常点検』は大切。日常点検と言葉でいうと大変そうだが、実際には少し神経をとぎ澄ませて愛車を観察すればよい。エンジンをかけたとき異常な音がないか、ブレーキペダルを踏んだとき踏み代に異変はないか、ワイバーはきちんと作動するか、タイヤの空気圧に変化はないかなどだ。自分の車を見る目、それが使用者責任に通じる。
- メカ知識はどのくらい必要?
車検を通すだけならほとんどメカ知識はいらない。でも、自分の車を安全に使うため、自分の目で点検を行う。そのぐらいのメカ知識を身につけてほしい! - 1回目の車検は何もしなくていいというのは本当?
これからは年数よりも走行距離で車の管理を考えてほしい。となると、わずか3年なら多くて3万km。普通に走っていればオイル交換程度で大丈夫といえるが、きちんと点検はすべきだ。 - ふだん何もやってなくても大丈夫?
今まで何もやっていなかったのなら、この機会に心を入れ替えて自分の目で真剣にチェックしてほしい。とりあえず定期点検の項目を参考にして点検・整備を行おう。 - どのくらいの人数が受けているの?
かつては全国の運輸支局等にやってくる持ち込み車検の中で、ユーザー車検は1~3%にすぎなかった。しかし車検制度の変革以降、うなぎ登りに増えている。 - ユーザー車検以外に増えた選択肢はどうか?
いっけん安い料金が提示されているチラシには注意すること。2年点検(24か月点検)などが別料金になっていることもあるからだ。 - ユーザー車検、ディーラー車検、民間車検場って何か違うの?
民間車検場は、全国の修理工場8万7000軒のうちわずかに2万6000軒。あとの自動車修理工場(認証整備工場)は、運輸支局などに車を持ち込んで車検を行う。 - ユーザ一車検はやりやすくなった?
新車両法では 1.「前検査・後整備」が認められた 2.11年を過ぎた乗用車の車検期間が2年に延長 3.定期点検の項目数が減った 4.乗用車の6か月点検がなくなった。 - 車検って自分で直接受けてもいいの?
車検は正式には『継続検査』という。この継続検査は、使用者(=ユーザー)が行うのが本来の姿。業者に委ねるのは、法的に言えば本流ではないのだ。 - 得するのはお金だけ?
『自分の車は自分で管理する』。この精神を大切にするなら車検はいいチャンス。肝心なところをチェックするからだ。さらに車検のシステムがある程度見えてくる。 - ユーザー車検は、いくら安くできるの?
ユーザー車検が1400円じゃダメなことは分かった。それなら実際はいくらでできるのか?ディーラーよりいくら安いのだろうか? - ユーザー車検は、安くできるって本当?
ユーザー車検は、『車検整備費用』と『代行手数料』をケチることなのだ。だから、法定費用といわれる自賠責保険代、重量税などはユーザー車検でも当然必要である。